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朝食を抜くと太るはウソ?今や、ダイエットは女性ばかりではなく、男性にとっても美のため、健康のための永遠のテーマです。ところが、ダイエット理論には諸説あって、「こうすれば必ずやせる」という決定版はないようです。 基本的には、食べた以上に動けば問題はないのですが、暴飲暴食の原因がストレスにある場合もある場合もあり、食べたり飲んだりしなければ、ストレスが解消されないままで体に悪いといった矛盾も出てきます。 現代の生活様式からいって、運動不足に陥らないようにするのは至難の業でもあり、肥満解消はなかなか手ごわい問題です。 それでも、美と健康を求めて、多くの現代人は、さまざまなダイエットを試みます。これまで数限りないダイエット法が流行し、それらにことごとくチャレンジしたという人も少なくありません。 「ダイエット通」に言わせると、やせたいと思ったときに絶対してはいけないこと、それが朝食を抜くことだそうです。朝食を抜くと、体は栄養が入ってこない分、体内の栄養素を溜め込もうとし、体がいわゆる貯蓄傾向になって、太りやすくなってしまうというのです。また、昼食時におなかがすきすぎて、つい食べ過ぎてしまうそうです。 けれども、これもまた根拠のない話です。朝食を抜いても、貯蔵された栄養素が血液中に流れ出しますから、栄養不足に陥ることはない、と前述しました。 また、「貯蓄型」「消費型」などという言葉を使って、代謝の度合いを表現すると聞いたことがあります。代謝にはたしかに個人差があり、代謝のいい人もいれば、代謝のあまり良くない人もいるでしょう。けれどもその原因が朝食であると考えるのは、あまりに短路的ではないでしょうか。 また、朝食を抜いたからといって、過食傾向になってしまうこともありません。人間がなぜ空腹を感じるかというと、それは胃がからっぽになるからではなく、血液中の糖が減少するからです。けれども血液中の糖は、貯蔵組織から補われる栄養素によって一定に保たれるようになっていますから、朝食を抜いても、それほどの空腹感に襲われることはありません。 朝食を抜けば、余分な栄養素が消費されるわけですから、「太る」というのは真っ赤なウソ。かえって「やせる」と考えるべきです。 朝食抜き!ときどき断食!(渡辺正 講談社+α新書より引用)朝、食欲がないのは正常な証拠「一日の活力は朝食によって作られる」 一日三食をすすめる人たちの切り札がこれです。起き抜けの体は極度のエネルギー不足状態のため、栄養補給を しないと仕事も勉強もはかどらないという考え方です。 ところが、実際の体の状態はこれとはかなり異なります。代謝のしくみから考えると、前日の夕食でとった食べ物は、 眠っている間に消化吸収されていきます。たんぱく質は、細胞や筋肉に、糖質はグリコーゲンとして肝臓や筋肉に、そ して脂質は脂肪細胞へと蓄えられます。 もちろん、蓄えるといっても限度がありますから、体の各所に収容できなくなった余分な栄養素は、脂肪になってしまいます。夕食を食べすぎると、体内に予備エネルギーとしての脂肪をふやすことになり、それが肥満の原因となってしまい ます。 体はこうしたメカニズムになっているわけですから、前日に普通に夕食をとっていれば、エネルギー不足どころか、体にはエネルギーが満ち溢れていることになります。 朝起きて、「食欲がない」というと、不健康に思われがちですが、じつは「朝食がたべられない」という反応は当たり前。体が正常である証拠なのです。 人間がまず起きてすること、それは余分な脂肪や体内に蓄えられた栄養素を消費することです。栄養素が充分足りている状態なのに、そのうえ朝食を食べたら栄養過多になってしまいます。 豊富な食料が滞ることなく手に入れられるようになったのは、何万年、何十万年という人類の歴史を考えればごく最近のことです。(それも世界の一部の人) それまでは日々の食料が約束されることなどありませんでした。狩猟時代には、毎日獲物が手に入るとはかぎりませんから、飢えと戦うのは当たり前でしたでしょうし、農業が発達しても、天候不順で作物がとれないのは特別なことではなかったでしょう。 人類の歴史は飢えとの戦いの連続だったといっても言いすぎではないわけです。そうした時代を生き抜く中で、人類には、体に栄養分をたくわえるという力が備わっていったのだろうと思います。 ですから、たとえ数日間のもを食べなかったとしても、生き延びることは可能です。 食料の補給がなければ、筋肉中の たんぱく質が肝臓へと送られ、分解・貯蔵されますし、また、体内の余分な脂肪などはエネルギーに変換されます。さまざまな緊急事態に備えて、体には幾重にも非常線がはられていますから、朝食を抜いてエネルギー不足に陥ることはなく、むしろ栄養過多の現代人には、朝食を抜くくらいのほうが肥満予防になっていいのです。 脳が働かないという誤解朝食の必要性を否定すると、おそらくこんな反論も返ってくるでしょう。 しかし、心配は無用です。人間の体というのは、私たちが考えるよりはるかに精巧にできていて、糖が不足しても、肝臓や筋肉に蓄えられたグリコーゲンを分解して血糖値を一定に保つようになっています。 ですから血液中の糖が不足して、脳に栄養がいかないという事態に陥ることはまずありません。さらに、体には脂肪から糖を作り出す機能も備わっていますから、長時間にわたり体内に糖分が入ってこない場合には、体内の脂肪を分解して、それを脳のエネルギー源として使うことになります。 起き抜けの体は「排泄モード」栄養の取りすぎは、肥満を招き生活習慣病の原因となることがあります。また、病気とまではいかなくても、冷え、むくみ、肩こり、便秘など、不快な症状を引き起こします。なかでも便秘に悩む人は多く、栄養のとりすぎに加え、不規則な生活が体にダメージを与えていて、排泄能力の低下もそのダメージのひとつです。 便秘症の人のなかには、「朝食をとらないと便意が起こらず、かえって便秘が悪化するような気がする」という人も少なくありません。 たしかに、胃に食べ物が入ったという知らせが脳に届くと、腸は蠕動運動を始めますから、「朝食をとらないと、便意が起きないのでは」と心配する気持ちはわかります。けれども、その日の午前中に排泄の対象になるのは、前日まで腸にたまった腸にたまった食べ物や、血液などのかすで、朝食にたべたものによって押し出されているわけではありません。 次に続く 第1章 それでも朝食を食べますか?より 手軽に自分で出来る自然塩浴・タラソテラピー安い・手軽(気が向いた時だけでもOK)に効果があります。
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